目次 - SDL 3.0 API(機能別) - 標準ライブラリ

標準ライブラリ

概要

SDLは重要なCランタイム関数の一部を自身で実装している.

これらの関数を使うと, アプリケーションは特定のCランタイム(またはCランタイム自体)に依存せずにCの機能にアクセスできる. さらに重要なのは, SDLの実装は全ての環境で同じなので, アプリケーションはsnprintf()のWindowsとLinuxの動作の違いや, 一部の環境にのみ存在するitoa()などの予期しない問題を避けることができる.

SDL_memcpyのような, 多くの共通関数のほとんどは, SDLは動作が同じならば背後で通常のCランタイムを呼ぶだけであり(高速で利用可能/信頼できるならば), ライブラリのサイズが小さく, 最適化されている.

SDLはのヘッダで, 厳密にはCランタイムの標準ではないSDL_crc32()やSDL_reinterpret_castのようなCランタイムと隣接した機能も提供している. また, より良い選択肢として, SDL_strlcpy()のようなstrcpy()よりも安全な関数も提供している.

関数

  1. SDL_abs - xの絶対値を求める
  2. SDL_acos - xのアークコサインを求める
  3. SDL_acosf - xのアークコサインを求める
  4. SDL_aligned_alloc - アライメントを指定してメモリを確保する
  5. SDL_aligned_free - SDL_aligned_alloc()で確保したメモリを解放する
  6. SDL_asin - xのアークサインを求める
  7. SDL_asinf - xのアークサインを求める
  8. SDL_asprintf - asprintf()と同機能だがCランタイムを必要としない関数
  9. SDL_atan - xのアークタンジェントを求める
  10. SDL_atan2 - y / xのアークタンジェントを求める. 解の象限を決定するためにxとyの符号を使用する
  11. SDL_atan2f - y / xのアークタンジェントを求める. 解の象限を決定するためにxとyの符号を使用する
  12. SDL_atanf - xのアークタンジェントを求める
  13. SDL_atof - 文字列を解析してdouble型の数値に変換する
  14. SDL_atoi - 文字列を解析してint型の数値に変換する
  15. SDL_bsearch - ソートされた配列にバイナリサーチを行う
  16. SDL_bsearch_r - ソートされた配列に比較関数にユーザデータを渡してバイナリサーチを行う
  17. SDL_calloc - 0で初期化された配列を確保する
  18. SDL_ceil - xを切り上げた値を求める
  19. SDL_ceilf - xを切り上げた値を求める
  20. SDL_copysign - ある浮動小数点の値の符号を別の浮動小数点の符号にコピーする
  21. SDL_copysignf - ある浮動小数点の値の符号を別の浮動小数点の符号にコピーする
  22. SDL_cos - xのコサインを求める
  23. SDL_cosf - xのコサインを求める
  24. SDL_crc16 - CRC-16を求める
  25. SDL_crc32 - CRC-32を求める
  26. SDL_CreateEnvironment - 環境変数セットを生成する
  27. SDL_DestroyEnvironment - 環境変数セットを破棄する
  28. SDL_exp - 自然対数の底のx乗を求める
  29. SDL_expf - 自然対数の底のx乗を求める
  30. SDL_fabs - xの絶対値を求める
  31. SDL_fabsf - xの絶対値を求める
  32. SDL_floor - xを切り捨てた値を求める
  33. SDL_floorf - xを切り捨てた値を求める
  34. SDL_fmod - 浮動小数点のx / yの余りを求める
  35. SDL_fmodf - 浮動小数点のx / yの余りを求める
  36. SDL_free - 確保したメモリを解放する
  37. SDL_getenv - 環境変数の値を得る
  38. SDL_getenv_unsafe - 環境変数の値を得る
  39. SDL_GetEnvironment - プロセスの環境変数セットを得る
  40. SDL_GetEnvironmentVariable - 環境変数セットから環境変数の値を得る
  41. SDL_GetEnvironmentVariables - 環境変数セットから全ての環境変数の値を得る
  42. SDL_GetMemoryFunctions
  43. SDL_GetNumAllocations
  44. SDL_GetOriginalMemoryFunctions
  45. SDL_iconv
  46. SDL_iconv_close
  47. SDL_iconv_open
  48. SDL_iconv_string
  49. SDL_isalnum - 文字がアルファベットまたは数字であるかチェックする
  50. SDL_isalpha - 文字がアルファベットであるかチェックする
  51. SDL_isblank - 文字がブランク(空白またはタブ)であるかチェックする
  52. SDL_iscntrl - 文字が制御文字であるかチェックする
  53. SDL_isdigit - 文字が数字であるかチェックする
  54. SDL_isgraph - 文字が空白を除く表示可能な文字であるかチェックする
  55. SDL_isinf - 数値が無限であるかチェックする
  56. SDL_isinff - 数値が無限であるかチェックする
  57. SDL_islower - 文字が小文字であるかチェックする
  58. SDL_isnan - 数値が非数であるかチェックする
  59. SDL_isnanf - 数値が非数であるかチェックする
  60. SDL_isprint - 文字が表示可能な文字であるかチェックする
  61. SDL_ispunct - 文字が記号であるかチェックする
  62. SDL_isspace - 文字が空白であるかチェックする
  63. SDL_isupper - 文字が大文字であるかチェックする
  64. SDL_isxdigit - 文字が16進数の数字であるかチェックする
  65. SDL_itoa - int型の整数を文字列に変換する
  66. SDL_lltoa - long long型の整数を文字列に変換する
  67. SDL_log - xの自然対数を求める
  68. SDL_log10 - xの常用対数を求める
  69. SDL_log10f - xの常用対数を求める
  70. SDL_logf - xの自然対数を求める
  71. SDL_lround - xを四捨五入したlong型の値を求める
  72. SDL_lroundf - xを四捨五入したlong型の値を求める
  73. SDL_ltoa - long型の整数を文字列に変換する
  74. SDL_malloc - メモリを初期化せずに確保する
  75. SDL_memcmp - 2つのメモリバッファを比較する
  76. SDL_memcpy - メモリをコピーする. 領域が重なっていてはならない
  77. SDL_memmove - メモリをコピーする. 領域が重なっていてもよい
  78. SDL_memset - メモリバッファの全てのバイトを指定した値で初期化する
  79. SDL_memset4 - メモリバッファを指定した32ビットの値で初期化する
  80. SDL_modf - xの整数部と小数部を求める
  81. SDL_modff - xの整数部と小数部を求める
  82. SDL_murmur3_32 - データブロックの32ビットMurmurHash3の値を求める
  83. SDL_pow - xのy乗を求める
  84. SDL_powf - xのy乗を求める
  85. SDL_qsort - 配列をソートする
  86. SDL_qsort_r - 比較関数にユーザデータを渡してソートする
  87. SDL_rand - 正の整数n未満の疑似乱数を生成する
  88. SDL_rand_bits
  89. SDL_rand_bits_r
  90. SDL_rand_r - 正の整数n未満の疑似乱数を生成する
  91. SDL_randf
  92. SDL_randf_r
  93. SDL_realloc - サイズを変更してメモリを再確保する
  94. SDL_round - xを四捨五入した値を求める
  95. SDL_roundf - xを四捨五入した値を求める
  96. SDL_scalbn
  97. SDL_scalbnf
  98. SDL_setenv_unsafe - 環境変数に値を設定する
  99. SDL_SetEnvironmentVariable - 環境変数セットの環境変数の値を設定する
  100. SDL_SetMemoryFunctions
  101. SDL_sin - xのサインを求める
  102. SDL_sinf - xのサインを求める
  103. SDL_size_add_check_overflow
  104. SDL_size_mul_check_overflow
  105. SDL_snprintf - snprintf()と同機能だがCランタイムを必要としない関数
  106. SDL_sqrt - xの平方根を求める
  107. SDL_sqrtf - xの平方根を求める
  108. SDL_srand
  109. SDL_sscanf
  110. SDL_StepBackUTF8
  111. SDL_StepUTF8
  112. SDL_strcasecmp - 2つのNUL終端のUTF-8文字列を大文字小文字を無視して比較する
  113. SDL_strcasestr - UTF-8文字列から最初に一致する文字列を大文字小文字を無視して検索する
  114. SDL_strchr - 文字列から最初に一致するバイトを検索する
  115. SDL_strcmp - 2つのNUL終端のUTF-8文字列を比較する
  116. SDL_strdup - メモリを確保して文字列をコピーする
  117. SDL_strlcat - 文字列を結合する
  118. SDL_strlcpy - 文字列をコピーする
  119. SDL_strlen - strlen()と同機能だがCランタイムを必要としない関数
  120. SDL_strlwr - 文字列を小文字に変換する
  121. SDL_strncasecmp - 2つのNUL終端のUTF-8文字列を大文字小文字を無視して最大nバイトを比較する
  122. SDL_strncmp - 2つのNUL終端のUTF-8文字列の最大nバイトを比較する
  123. SDL_strndup - メモリを確保して最大n文字の文字列をコピーする
  124. SDL_strnlen - strnlen()と同機能だがCランタイムを必要としない関数
  125. SDL_strnstr - 文字列から最初に一致する文字列を最大nバイトの範囲で検索する
  126. SDL_strpbrk - 文字列から最初に一致する文字セット内の文字を検索し, その文字の位置へのポインタを戻す
  127. SDL_strrchr - 文字列から最後に一致するバイトを検索する
  128. SDL_strrev - 文字列の順序を逆にする
  129. SDL_strstr - 文字列から最初に一致する文字列を検索する
  130. SDL_strtod - 文字列を解析してdouble型の数値に変換する
  131. SDL_strtok_r - strtok_r()と同機能だがCランタイムを必要としない関数
  132. SDL_strtol - 文字列を解析してlong型の数値に変換する
  133. SDL_strtoll - 文字列を解析してlong long型の数値に変換する
  134. SDL_strtoul - 文字列を解析してunsigned long型の数値に変換する
  135. SDL_strtoull - 文字列を解析してunsigned long long型の数値に変換する
  136. SDL_strupr - 文字列を大文字に変換する
  137. SDL_swprintf - swprintf()と同機能だがCランタイムを必要としない関数
  138. SDL_tan - xのタンジェントを求める
  139. SDL_tanf - xのタンジェントを求める
  140. SDL_tolower
  141. SDL_toupper
  142. SDL_trunc - xの整数部を求める
  143. SDL_truncf - xの整数部を求める
  144. SDL_UCS4ToUTF8
  145. SDL_uitoa - unsigned int型の整数を文字列に変換する
  146. SDL_ulltoa - unsigned long long型の整数を文字列に変換する
  147. SDL_ultoa - unsigned long型の整数を文字列に変換する
  148. SDL_unsetenv_unsafe - 環境変数の値を消去する
  149. SDL_UnsetEnvironmentVariable - 環境変数セットの環境変数の値を消去する
  150. SDL_utf8strlcpy - UTF-8文字列をコピーする
  151. SDL_utf8strlen - UTF-8文字列のコードポイントの数を求める
  152. SDL_utf8strnlen - 最大nバイトのUTF-8文字列のコードポイントの数を求める
  153. SDL_vasprintf - vasprintf()と同機能だがCランタイムを必要としない関数
  154. SDL_vsnprintf - vsnprintf()と同機能だがCランタイムを必要としない関数
  155. SDL_vsscanf
  156. SDL_vswprintf - vswprintf()と同機能だがCランタイムを必要としない関数
  157. SDL_wcscasecmp - 2つのNUL終端のワイド文字列を大文字小文字を無視して比較する
  158. SDL_wcscmp - 2つのNUL終端のワイド文字列を比較する
  159. SDL_wcsdup - メモリを確保してワイド文字列をコピーする
  160. SDL_wcslcat - ワイド文字列を結合する
  161. SDL_wcslcpy - ワイド文字列をコピーする
  162. SDL_wcslen - wcslen()と同機能だがCランタイムを必要としない関数
  163. SDL_wcsncasecmp - 2つのNUL終端のワイド文字列を大文字小文字を無視して最大n w_char個をを比較する
  164. SDL_wcsncmp - 2つのNUL終端のワイド文字列の最大n w_char個をを比較する
  165. SDL_wcsnlen - wcsnlen()と同機能だがCランタイムを必要としない関数
  166. SDL_wcsnstr - ワイド文字列から最初に一致するワイド文字列をn wchar_t数の範囲で検索する
  167. SDL_wcsstr - ワイド文字列から最初に一致するワイド文字列を検索する
  168. SDL_wcstol - ワイド文字列を解析してlong型の数値に変換する

  1. SDL_calloc_func
  2. SDL_CompareCallback
  3. SDL_CompareCallback_r
  4. SDL_Environment - スレッドセーフな環境変数セットの型
  5. SDL_free_func
  6. SDL_FunctionPointer - 汎用的な関数ポインタの型
  7. SDL_iconv_t
  8. SDL_malloc_func
  9. SDL_realloc_func
  10. SDL_Time - UNIXエポック(1970年1月1日)からのナノ秒を表す符号あり64ビット整数の型
  11. Sint16 - 符号あり16ビット整数型
  12. Sint32 - 符号あり32ビット整数型
  13. Sint64 - 符号あり64ビット整数型
  14. Sint8 - 符号あり8ビット整数型
  15. Uint16 - 符号なし16ビット整数型
  16. Uint32 - 符号なし32ビット整数型
  17. Uint64 - 符号なし64ビット整数型
  18. Uint8 - 符号なし8ビット整数型

マクロ

  1. SDL_arraysize
  2. SDL_clamp
  3. SDL_COMPILE_TIME_ASSERT
  4. SDL_const_cast
  5. SDL_copyp
  6. SDL_FLT_EPSILON
  7. SDL_FOURCC
  8. SDL_iconv_utf8_locale
  9. SDL_iconv_utf8_ucs2
  10. SDL_iconv_utf8_ucs4
  11. SDL_iconv_wchar_utf8
  12. SDL_IN_BYTECAP
  13. SDL_INIT_INTERFACE - SDLインターフェースを初期化するマクロ
  14. SDL_INOUT_Z_CAP
  15. SDL_INVALID_UNICODE_CODEPOINT
  16. SDL_max
  17. SDL_min
  18. SDL_NOLONGLONG
  19. SDL_OUT_BYTECAP
  20. SDL_OUT_CAP
  21. SDL_OUT_Z_BYTECAP
  22. SDL_OUT_Z_CAP
  23. SDL_PI_D
  24. SDL_PI_F
  25. SDL_PRILL_PREFIX
  26. SDL_PRILLd
  27. SDL_PRILLu
  28. SDL_PRILLx
  29. SDL_PRILLX
  30. SDL_PRINTF_FORMAT_STRING
  31. SDL_PRINTF_VARARG_FUNC
  32. SDL_PRINTF_VARARG_FUNCV
  33. SDL_PRIs32
  34. SDL_PRIs64
  35. SDL_PRIu32
  36. SDL_PRIu64
  37. SDL_PRIX32
  38. SDL_PRIx32
  39. SDL_PRIx64
  40. SDL_PRIX64
  41. SDL_reinterpret_cast
  42. SDL_SCANF_FORMAT_STRING
  43. SDL_SCANF_VARARG_FUNC
  44. SDL_SCANF_VARARG_FUNCV
  45. SDL_SINT64_C
  46. SDL_SIZE_MAX
  47. SDL_stack_alloc
  48. SDL_static_cast
  49. SDL_STRINGIFY_ARG
  50. SDL_UINT64_C
  51. SDL_WPRINTF_VARARG_FUNC
  52. SDL_WPRINTF_VARARG_FUNCV
  53. SDL_zero
  54. SDL_zeroa
  55. SDL_zerop

SDL Wikiへのリンク

SDL3/CategoryStdinc - SDL Wiki