目次 - SDL 3.0 API(機能別) - ディスプレイとウィンドウ - SDL_GL_CreateContext

SDL_GL_CreateContext

OpenGLウィンドウで使うためにOpenGLコンテキストを生成し, カレントコンテキストにする

ヘッダ

SDL3/SDL_video.h

構文

SDL_GLContext SDL_GL_CreateContext(SDL_Window *window);

引数

SDL_Window *windowコンテキストに関連付けるウィンドウ

戻り値

(SDL_GLContext) ウィンドウのOpenGLコンテキストを戻す. 失敗のときNULLを戻す. SDL_GetError()を呼んで詳細を知ることができる.

詳細

OpenGLコンテキストはSDL_GL_SetAttribute()で設定したカレントの状態で生成される.

ウィンドウはSDL_WINDOW_OPENGLフラグを指定して生成されている必要がある. そうでない場合は生成は失敗する.

新たにOpenGLを使うWindowsユーザーは, 歴史的な理由で, OpenGLバージョン1.1で追加されたGL関数はデフォルトでは使えないことに注意しなければならない. これらの関数は, OpenGL拡張を扱うライブラリ, またはSDL_GL_GetProcAddress()とその関連の関数で実行中に読み込むことができる.

SDL_GLContextはアプリケーションに対して不透明である.

スレッドセーフ

この関数を呼べるのはメインスレッドのみである.

バージョン

SDL 3.2.0以降

関連項目

SDL Wikiへのリンク

SDL_GL_CreateContext - SDL Wiki