目次 - SDL 3.0 API(機能別) - 初期化と終了
初期化と終了
概要
全てのプログラムはSDLを使用する前にライブラリを初期化する必要がある.
ほとんどの場合は, スタートアップの近くで使用するサブシステムを示すフラグを指定してSDL_Init()を呼べばよい.
フラグは, 使用するつもりのない機能はSDLにオペレーティングシステムの低レベルの部分をアクセスさせないためにある.
例えば, SDLのビデオと入力は使用するが, オーディオは外部のライブラリを使用する場合は, 外部のライブラリがオーディオを完全に制御できるようにSDL_INIT_AUDIOを外せばよい.
大半のアプリケーションは終了するときSDL_Quit()を呼ぶ必要がある.
これは, SDLが確保した資源を(ほぼ)全て解放し, さらに重要なこととして, ディスプレイの解像度をアプリケーションが変更していた場合はユーザが設定していたものに戻す.
SDL3アプリケーションではスタートアップでSDL_SetAppMetadata()を呼んでプログラムの詳細を設定することを強く推奨する.
これは完全に任意だが, わずかなことで様々な助けになる(macOSメニューのAboutダイアログボックスや, システムのオーディオミキサーのアプリケーション名などを提供できる).
もっと多くの情報を提供したいならば, SDL_SetAppMetadataProperty()の詳細を見ること.
関数
- SDL_GetAppMetadataProperty - アプリケーションのメタデータを得る
- SDL_Init - SDLライブラリを初期化する
- SDL_InitSubSystem - SDLライブラリを初期化する互換関数
- SDL_IsMainThread - スレッドがメインスレッドかチェックする
- SDL_Quit - 初期化した全てのサブシステムを終了する
- SDL_QuitSubSystem - SDLのサブシステムを終了する
- SDL_RunOnMainThread - メインスレッドで関数を実行する
- SDL_SetAppMetadata - アプリケーションの基本的なメタデータを指定する
- SDL_SetAppMetadataProperty - アプリケーションのメタデータをプロパティで指定する
- SDL_WasInit - 初期化された個別のサブシステムのマスクを得る
型
- SDL_AppEvent_func - SDL_AppEvent関数のポインタ型
- SDL_AppInit_func - SDL_AppInit関数のポインタ型
- SDL_AppIterate_func - SDL_AppIterate関数のポインタ型
- SDL_AppQuit_func - SDL_AppQuit関数のポインタ型
- SDL_InitFlags - SDL_InitとSDL_InitSubSystemの初期化フラグの型
- SDL_MainThreadCallback - メインスレッドで実行されるコールバックの型
列挙体
- SDL_AppResult - メインコールバックが戻す値の列挙体
SDL Wikiへのリンク
SDL3/CategoryInit - SDL Wiki