目次 - API(機能別) - ファイル入出力 - SDL_RWFromMem

SDL_RWFromMem

SDL_RWopsで使う読込と書込のメモリバッファを準備する

構文

SDL_RWops* SDL_RWFromMem(void* mem, int size)

引数

memSDL_RWopsに設定するバッファへのポインタ
sizeバッファのバイト数

戻り値

新しいSDL_RWopsへのポインタを戻す. 失敗のときNULLを戻す. SDL_GetError()で詳細を知ることができる.

サンプルコード

char bitmap[310000];
SDL_RWops *rw = SDL_RWFromMem(bitmap, sizeof(bitmap));
SDL_SaveBMP_RW(screen, rw, 1);  /* バッファデータのデータを放した後にSDL_RWopsが閉じる */

詳細

この関数はサイズの決まったメモリをSDL_RWopsに設定する. メモリには読込と書込の両方ができる.

メモリバッファはコピーされない. メモリバッファへのポインタはストリームが閉じられるまで使用可能である必要がある. ストリームを閉じても元のバッファは解放されない.

メモリバッファに書き込まないようにしたいならば, 代わりにSDL_RWFromConstMem()を使って読込専用とすることができる.

バージョン

SDL 2.0.0以降

関連項目(関数)

SDL_RWclose
SDL_RWFromConstMem
SDL_RWFromFile
SDL_RWFromFP
SDL_RWread
SDL_RWseek
SDL_RWtell

SDL Wikiへのリンク

SDL_RWFromMem - SDL Wiki