目次 - API(機能別) - ファイル入出力 - SDL_RWFromFP

SDL_RWFromFP

標準ファイル入出力ポインタ(stdio.hのFILE*)からSDL_RWopsを生成する

構文

SDL_RWops* SDL_RWFromFP(void* fp, SDL_bool autoclose)

引数

fpSDL_RWopsに設定するFILE*
autocloseSDL_TRUEのときSDL_RWopsを閉じたときFILE*を閉じる. SDL_FALSEのときSDL_RWopsを閉じてもFILE*は開いたまま

戻り値

生成したSDL_RWopsを戻す. 失敗のときNULLを戻す. SDL_GetError()で詳細を知ることができる.

サンプルコード

FILE *fp = fopen("myfile.dat", "rb");
SDL_RWops *rw = SDL_RWFromFP(fp, SDL_TRUE);
/* ここでrwを処理する... */
SDL_RWclose(rw); /* この場合は自動的にfclose(fp)される */

詳細

この関数はWindowsでは使えない. 動的リンクライブラリでアプリケーションが開いたファイルを扱えないためである.

一部の環境では1番目の引数のFILE*がvoid*となっている. それはどのシステムヘッダがSDLで使えるかによる. その場合でもCラインタイムのstdio.hのFILE*型を渡す.

バージョン

SDL 2.0.0以降

関連項目(関数)

SDL_RWclose
SDL_RWFromConstMem
SDL_RWFromFile
SDL_RWFromMem
SDL_RWread
SDL_RWseek
SDL_RWtell
SDL_RWwrite

SDL Wikiへのリンク

SDL_RWFromFP - SDL Wiki