目次 - API(機能別) - サーフェイスの生成と単純な描画 - SDL_FillRect

SDL_FillRect

指定の色で塗りつぶした長方形を高速に描く

構文

int SDL_FillRect(SDL_Surface* dst, const SDL_Rect* rect, Uint32 color)

引数

dst描画の対象のSDL_Surface
rect塗りつぶされる領域のSDL_Rect. NULLのときサーフェイス全体
color塗りつぶす色 (詳細を参照すること)

戻り値

成功のとき0, 失敗のとき負の数のエラーコードを戻す. SDL_GetError()を呼んで詳細を知ることができる.

サンプルコード

/* サーフェイスを宣言する */
SDL_Surface *s = NULL;

/* サーフェイスを生成する */
s = SDL_CreateRGBSurface(SDL_HWSURFACE, width, height, 32, 0, 0, 0, 0);

/* サーフェイスを赤色で塗りつぶす */
SDL_FillRect(s, NULL, SDL_MapRGB(s->format, 255, 0, 0));

詳細

colorは対象のサーフェイスのピクセル形式である必要がある. SDL_MapRGB()またはSDL_MapRGBA()で生成できる. 色にα値があっても, 単にそのα値が書き込まれ, ブレンドは行われない.

サーフェイスにクリップ領域が設定されていれば(SDL_SetClipRect()で設定できる), クリップ領域とrectにしたがって塗りつぶされる.

バージョン

SDL 2.0.0以降

関連項目(関数)

SDL_FillRects

SDL Wikiへのリンク

SDL_FillRect - SDL Wiki