目次 - SDL 3.0 API(機能別) - メッセージボックス - SDL_ShowMessageBox

SDL_ShowMessageBox

モーダルなメッセージボックスを生成する

ヘッダ

SDL3/SDL_messagebox.h

構文

bool SDL_ShowMessageBox(const SDL_MessageBoxData *messageboxdata, int *buttonid);

引数

const SDL_MessageBoxData *messageboxdataタイトル, テキスト, その他のオプションを含むSDL_MessageBoxData
int *buttonidユーザが押したボタンのIDを代入するポインタ

戻り値

(bool) 成功のとき真, 失敗のとき偽を戻す. SDL_GetError()を呼んで詳細を知ることができる.

詳細

複雑なものが必要でなければ, SDL_ShowSimpleMessageBox()を使う方が簡単かもしれない.

この関数は, 親ウィンドウが生成されたスレッド, 親ウィンドウがなければメインスレッドで呼ぶ必要がある. ユーザがボタンを押す, またはメッセージボックスを閉じるまでスレッドの実行は停止される.

この関数はSDL_Init()の前でも呼べる. このことはレンダラーやOpenGLコンテキストの生成の失敗を報告するときに役立つ.

X11では, GTK+やQtのようなツールキットではなくX11そのものでダイアログボックスを表示する.

利用できるビデオがなくSDL_Init()が失敗した場合, この関数も同じ理由で失敗することに注意する必要がある. これが問題になるならば, この関数の戻り値をチェックし, 失敗を戻したならstderrに書き込むこと.

バージョン

SDL 3.2.0以降

関連項目

SDL Wikiへのリンク

SDL_ShowMessageBox - SDL Wiki