目次 - SDL 3.0 API(機能別) - クリップボード - SDL_SetClipboardData

SDL_SetClipboardData

OSにクリップボードデータを提供する

ヘッダ

SDL3/SDL_clipboard.h

構文

bool SDL_SetClipboardData(SDL_ClipboardDataCallback callback, SDL_ClipboardCleanupCallback cleanup, void *userdata, const char **mime_types, size_t num_mime_types);

引数

SDL_ClipboardDataCallbackcallbackクリップボードデータを提供する関数へのポインタ
SDL_ClipboardCleanupCallbackcleanupクリップボードデータを消去する関数へのポインタ
void *userdataコールバック関数に渡す不透明ポインタ
const char **mime_types提供するMIMEタイプの一覧. SDLはこの一覧をコピーする
size_tnum_mime_typesmime_typesの一覧のMIMEタイプの数

戻り値

(bool) 成功のとき0, 失敗のとき負の数のエラーコードを戻す. SDL_GetError()を呼んで詳細を知ることができる.

詳細

アプリケーションが各MIMEタイプのクリップボードデータを提供したことをオペレーティングシステムに伝える. 別のアプリケーションがデータを要求すると, コールバック関数が呼ばれ, 要求されたMIMEタイプのデータを生成して応答することができる.

テキストデータの長さは終端を含まず, またNUL終端は必要ない(直接ドキュメントの一部をコピーできる).

スレッドセーフ

この関数を呼べるのはメインスレッドのみである.

バージョン

SDL 3.2.0以降

関連項目

SDL Wikiへのリンク

SDL_SetClipboardData - SDL Wiki