目次 - SDL 3.0 API(機能別) - CPU仕様の検知 - SDL_GetSIMDAlignment

SDL_GetSIMDAlignment

システムがSIMDアロケーションで必要とするアライメントを得る

ヘッダ

SDL3/SDL_cpuinfo.h

構文

size_t SDL_GetSIMDAlignment(void);

戻り値

(size_t) 利用可能なSDLが認識するSIMD命令のアライメントをバイト単位で戻す

詳細

この関数は, 現在のマシンでSIMD命令と合ったアライメントの最小バイト数を戻す. 例えば, マシンがSSEのみ対応している場合は16を戻すが, AVX-512Fにも対応している場合は64を戻す. この関数はSDLが認識している命令セットのための値のみを報告する. そのため, 例えばSDLがSDL_HasAVX512F()なしでビルドされているとすると, AVX-512命令が存在してもSDLが認識していないため64を戻さず, 認識しているSSEの対応のために16を戻す可能性がある. これを考慮して計画を立てること.

スレッドセーフ

この関数はどのスレッドからも安全に呼べる.

バージョン

SDL 3.2.0以降

関連項目

SDL Wikiへのリンク

SDL_GetSIMDAlignment - SDL Wiki