目次 - SDL 3.0 API(機能別) - ディスプレイとウィンドウ - SDL_GetDisplayUsableBounds

SDL_GetDisplayUsableBounds

ディスプレイに表示されるデスクトップの利用可能領域をスクリーン座標系で得る

ヘッダ

SDL3/SDL_video.h

構文

bool SDL_GetDisplayUsableBounds(SDL_DisplayID displayID, SDL_Rect *rect);

引数

SDL_DisplayIDdisplayID調査するディスプレイのインスタンスID
SDL_Rect *rectディスプレイの利用可能領域を代入するSDL_Rectポインタ

戻り値

(bool) 成功のとき真, 失敗のとき偽を戻す. SDL_GetError()を呼んで詳細を知ることができる.

詳細

これはSDL_GetDisplayBounds()と似ているが, システムの領域が取り除かれている. 例えばAppleのmacOSの場合, メニューバーとドックの領域が引かれている.

一般的に, 最大化したウィンドウはこれらの使えない領域を避ける. これはフルスクリーンではないウィンドウの最大領域を得るために使うとよいだろう.

スレッドセーフ

この関数を呼べるのはメインスレッドのみである.

バージョン

SDL 3.2.0以降

関連項目

SDL Wikiへのリンク

SDL_GetDisplayUsableBounds - SDL Wiki