目次 - API(機能別) - イベント処理 - SDL_PumpEvents

SDL_PumpEvents

入力デバイスから吸い出したイベントをイベントループに加える

構文

void SDL_PumpEvents(void)

詳細

この関数は内部の入力デバイスの状態とイベントキューを更新する.

注意: この関数はビデオサブシステムを初期化したスレッドで呼ぶ必要がある. さらに安全性を考えると, いかなる場合でもメインスレッドで呼ぶべきである.

SDL_PumpEvents()は装置から全ての未処理の入力情報を吸い出し, イベントキューに加える. イベントがないときSDL_PumpEvents()を呼ぶと, キューには何も加えられない. SDL_PollEvent()SDL_WaitEvent()は暗黙のうちにSDL_PumpEvents()を呼んでいるため, ユーザからはSDL_PumpEvents()の呼び出しは隠されている. しかし, イベントを(例えばフィルタで処理しているので)獲得しないまたは待たないならば, SDL_PumpEvents()を呼んでイベントキューを強制的に更新する必要がある.

バージョン

SDL 2.0.0以降

関連項目(関数)

SDL_PollEvent
SDL_WaitEvent

SDL Wikiへのリンク

SDL_PumpEvents - SDL Wiki