Uint32 SDL_GetQueuedAudioSize(SDL_AudioDeviceID dev)
dev | 音声のサイズを得るデバイスのID |
再生デバイスに対しては, SDL_QueueAudio()で再生のためにキューに入れられ, まだハードウェアに送られていないデータのバイト数である.
ハードウェアに送られた後は, この関数は何バイト再生されたかはわからない. この関数を呼ぶ前に, ハードウェアに数キロバイトの音声データを単に送ることは可能である. しかしその場合は, 全く再生されていないのか, それとも半分再生されたのかなどはわからない.
録音デバイスに対しては, デバイスが取り込んだが, キューから取り出されるのを待っているデータのバイト数である. この値は増加し続ける. この値は単に利用可能なデータの下限である.
アプリケーション提供のコールバック関数が使うデバイスに音声をキューに出し入れしてはならない. そのようなデバイスに対しては, この関数は常に0を戻す. コールバック関数を使うか, キューを使うかのは, どちらか一方で両方を行ってはならない.
キューを消去する前にSDL_LockAudio()を呼んではならない. この関数の内部でSDLはロックを扱っている.