目次 - API(機能別) - 再生と録音 - SDL_GetDefaultAudioInfo

SDL_GetDefaultAudioInfo

オーディオデバイスのデフォルト名と推奨フォーマットを得る

構文

int SDL_GetDefaultAudioInfo(char **name, SDL_AudioSpec *spec, int iscapture)

引数

nameデバイスのデフォルト名の書き込み先ポインタ(NULLも可). 使用後はSDL_free()を呼ぶこと!
specこの関数で初期化されるSDL_AudioSpec
iscapture0でないとき録音デバイスを, 0のときデフォルトの出力デバイスを調査する

戻り値

成功のとき0, エラーのとき0以外を戻す.

詳細

一部(全てではない!)の環境は「デフォルト」デバイスの情報を得るための独立したメカニズムを持っている. その場合はSDL_GetAudioDeviceSpec()から得たリストとは完全に別のデバイスであることがある. ネットワークアドレスさえありうる! (これはSDL_OpenAudioDevice()で議論されている.)

他の関数とは異なり, 毎回サウンドサーバに直接問い合わせるため, この関数の呼び出しは効率性を保証しない. この関数の呼び出しは控えめにしなければならない!

システムのデフォルトデバイスがあれば, specにはサンプリングレート, フォーマット, チャネル数が書き込まれる. nameが渡されたならば, 動的に確保されたUTF-8文字列が書き込まれるかNULLになる.

バージョン

SDL 2.24.0以降

関連項目(関数)

SDL_GetAudioDeviceName
SDL_GetAudioDeviceSpecv
SDL_OpenAudioDevice

SDL Wikiへのリンク

SDL_GetDefaultAudioInfo - SDL Wiki