目次 - SDL_mixer - API(機能別) - エフェクト - Mix_SetReverseStereo

Mix_SetReverseStereo

チャネルのステレオを逆にする

構文

int Mix_SetReverseStereo(int channel, int flip)

引数

channel逆にするチャネル, またはMIX_CHANNEL_POST
flip0以外のときステレオを逆にする. 0のときこのエフェクトを無効にする

戻り値

エラー(チャネルがない, またはMix_RegisterEffect()が失敗)のとき0, エフェクトが有効になったとき0以外を戻す. オーディオデバイスがモノラルの場合は何もしないが, その場合でもこの関数は正常を戻す. エラーメッセージはMix_GetError()で得られる.

詳細

この関数はユーザがスピーカーを逆につなげる場合や, 幻覚のようなエフェクトを掛ける場合に便利である.

`flip`に0以外にしてこの関数を呼ぶと, チャンクのチャネルが通常の逆になる. `flip`を0にすると, エフェクトは解除される.

この関数は内部でMix_RegisterEffect()APIを使用しているため, ユーザが通常通りスピーカーをつなぐ場合よりもCPUの負荷が高くなる. Mix_SetReverseStereo()はオーディオデバイスがステレオ出力に対応していない場合, エフェクトを登録せずに戻る.

'channel'にMIX_CHANNEL_POSTを設定した場合, エフェクトはオーディオデバイスに送られる前の最後のミキシングの後に適用される(ポストエフェクト).

他のSDLやSDL_mixerの関数とは異なり, この関数は成功ではなくエラーのとき0を戻す.

バージョン

SDL_mixer 2.0.0以降

SDL Wikiへのリンク

SDL2_mixer/Mix_SetReverseStereo