目次 - SDL 3.0 API(機能別) - イベント処理 - SDL_TouchFingerEvent

SDL_TouchFingerEvent

タッチイベントの構造体(event.tfinger.*)

ヘッダ

SDL3/SDL_events.h

フィールド

Uint32typeSDL_EVENT_FINGER_DOWN, SDL_EVENT_FINGER_UP, SDL_EVENT_FINGER_MOTION, SDL_EVENT_FINGER_CANCELED
Uint32reserved予約
Uint64timestampイベントのナノ秒単位のタイムスタンプ. SDL_GetTicksNS()で設定
SDL_TouchIDtouchIDタッチデバイスID
SDL_FingerIDfingerID
floatxX座標 0から1の範囲で正規化されている
floatyY座標 0から1の範囲で正規化されている
floatdxXの変化量 -1から1の範囲で正規化されている
floatdyYの変化量 -1から1の範囲で正規化されている
floatpressure0から1の範囲で正規化されている
SDL_WindowIDwindowID指のあるウィンドウ (存在すれば)

詳細

このイベントの座標は正規化されている. X, Y座標は0.0fから1.0fで正規化されている. これはウィンドウからの相対位置で, (0, 0)が左上, (1, 1)が右下である. 座標の変化量は-1.0(下または右から上または左に完全に横断した)から1.0f(上または右から下または左に完全に横断した)で正規化されている.

座標が正規化されているが, この範囲に固定されているのではないので注意すること. 状況によってはこの範囲外の値を取ることもある. 例えば, 論理座標を使用しているレンダラは, 表示範囲外の黒帯の部分にタッチすると負の値となる. 一部の環境ではウィンドウの外をタッチした場合も範囲外の値となる.

バージョン

SDL 3.2.0以降

SDL Wikiへのリンク

SDL_TouchFingerEvent - SDL Wiki