目次 - SDL 3.0 API(機能別) - イベント処理 - SDL_PenProximityEvent

SDL_PenProximityEvent

感圧式ペン接近イベントの構造体(event.pproximity.*)

ヘッダ

SDL3/SDL_events.h

フィールド

SDL_EventTypetypeSDL_EVENT_PEN_PROXIMITY_IN, SDL_EVENT_PEN_PROXIMITY_OUT
Uint32reserved予約
Uint64timestampイベントのナノ秒単位のタイムスタンプ. SDL_GetTicksNS()で設定
SDL_WindowIDwindowIDマウスフォーカルのあるウィンドウ(存在すれば)
SDL_PenIDwhichペンインスタンスID

詳細

ペンがシステムから見えたとき(タブレットに十分近づいたなど), SDLは新しいペンIDでSDL_EVENT_PEN_PROXIMITY_INイベントを送信する. このIDはペンが離れる(タブレットの領域から出る, タブレットを切断するなど)まで有効である. 同じペンが再び接近した場合, 新しいIDが与えられる.

「接近」は「十分に近づいてタブレットがペンの存在を認識できた」という意味である. ペンが触れた, 領域から出ないでタブレットから離れた場合は, SDL_EVENT_PEN_DOWNイベントとSDL_EVENT_PEN_UPイベントで扱うことになる.

バージョン

SDL 3.2.0以降

SDL Wikiへのリンク

SDL_PenProximityEvent - SDL Wiki