目次 - SDL 3.0 API(機能別) - ディスプレイとウィンドウ - SDL_GetWindowDisplayScale

SDL_GetWindowDisplayScale

ウィンドウのピクセルサイズに対するディスプレイの表示拡大率を得る

ヘッダ

SDL3/SDL_video.h

構文

float SDL_GetWindowDisplayScale(SDL_Window *window);

引数

SDL_Window *window調査するウィンドウ

戻り値

(float) ディスプレイの表示拡大率を戻す. 失敗のとき0.0fを戻す. SDL_GetError()を呼んで詳細を知ることができる.

詳細

この値は, ウィンドウのピクセル密度とディスプレイの表示拡大率を合わせたもので, ウィンドウの表示の想定される倍率である. 例えば, 3840×2160のウィンドウでディスプレイの拡大率が2.0の場合, ユーザは, 縦横2倍のピクセル数が1920×1080のウィンドウでディスプレイの拡大率が1.0であるかのように表示されることを予想する.

概念上はこの値はディスプレイの拡大率の設定に対応して決まり, ディスプレイの設定を変更するか, ウィンドウが異なる拡大率のディスプレイに移動したとき変化する.

スレッドセーフ

この関数を呼べるのはメインスレッドのみである.

バージョン

SDL 3.2.0以降

SDL Wikiへのリンク

SDL_GetWindowDisplayScale - SDL Wiki