目次 - SDL 3.0 API(機能別) - ディスプレイとウィンドウ - SDL_GL_SetSwapInterval

SDL_GL_SetSwapInterval

カレントコンテキストの交換インターバルを設定する

ヘッダ

SDL3/SDL_video.h

構文

bool SDL_GL_SetSwapInterval(int interval);

引数

intintervalすぐに更新するとき0, 垂直帰線で同期するとき1, 適応垂直同期のとき-1 (詳細を参照すること)

戻り値

(bool) 成功のとき真, 設定した交換インターバルが対応していない場合は偽を戻す. SDL_GetError()を呼んで詳細を知ることができる.

詳細

一部の処理系ではintervalに-1を指定すると適応垂直同期(adaptive vsync)が有効になる. 適応垂直同期は垂直帰線同期と同じように働くが, 与えられたフレームの垂直帰線同期に失敗したとき, バッファをただちに交換する. それによりユーザのフレーム落ちに対する不快感を抑えることができる. アプリケーションが適応垂直同期を要求したが処理系が対応していないとき, この関数は失敗し偽を戻す. その場合は, 再びこの関数をintervalを1にして呼ぶ必要がある.

適応垂直同期は, 一部のglXドライバではGLX_EXT_swap_control_tearで, のWindowsドライバではWGL_EXT_swap_control_tearで実装されている.

詳細は https://www.khronos.org/opengl/wiki/Swap_Interval#Adaptive_Vsyncを読むこと.

スレッドセーフ

この関数を呼べるのはメインスレッドのみである.

バージョン

SDL 3.2.0以降

関連項目

SDL Wikiへのリンク

SDL_GL_SetSwapInterval - SDL Wiki