目次 - SDL 3.0 API(機能別) - タッチデバイス

タッチデバイス

概要

SDLは環境が対応して入れたタッチデバイス入力を提供している. マルチタッチデバイスや, そのデバイスの複数の指の追跡も管理できる.

タッチのほとんどはイベントサブシステムのSDL_EVENT_FINGER_DOWN, SDL_EVENT_FINGER_MOTION, SDL_EVENT_FINGER_UPで扱えるが, ハードウェアにより詳細な問い合わせを行う関数も存在する.

タッチシステムは, デフォルトでは仮想マウスイベントも送信する. そのため, デスクトップアプリケーションをコードの大きな変更なしでタッチスクリーンのスマートフォンで動作させられるかもしれない. アプリケーションがマウス入力とタッチ入力を分けて扱いたい場合は, イベントをSDL_TOUCH_MOUSEIDのwhichフィールドでフィルタして除外する必要がある.

関数

  1. SDL_GetTouchDeviceName
  2. SDL_GetTouchDevices
  3. SDL_GetTouchDeviceType
  4. SDL_GetTouchFingers

  1. SDL_FingerID
  2. SDL_TouchID

構造体

  1. SDL_Finger

列挙体

  1. SDL_TouchDeviceType

マクロ

  1. SDL_MOUSE_TOUCHID
  2. SDL_TOUCH_MOUSEID

SDL Wikiへのリンク

SDL3/CategoryTouch - SDL Wiki