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TTF_RenderText_Blended_Wrapped

Latin1の改行するテキストを, 生成したARGBサーフェイスに混合(Blend)モードでレンダリングする

構文

SDL_Surface *TTF_RenderText_Blended_Wrapped(TTF_Font *font, const char *text, SDL_Color fg, Uint32 wrapLength)

引数

fontレンダリングで使用するフォント
textレンダリングするLatin1テキスト
fgテキストの前景色
wrapLength改行するピクセル数の長さ

戻り値

成功のとき生成された32ビットARGBサーフェイス, エラーのときNULLを戻す.

詳細

この関数は新たに32ビットARGBサーフェイスを生成し, 指定の前景色とαブレンドを用いてディザリングを行いレンダリングする. この関数の戻り値は生成されたサーフェイス, またはエラーが発生した場合はNULLである.

テキストはピクセル数がwrapLengthを超えるとき行末または語の区切りで改行される.

wrapLengthが0のとき, 改行コードの場合のみ改行する.

1バイトLatin1でエンコードされているのが確実でない限り, 本当に必要なのはTTF_RenderUTF8_Blended_Wrapped()だろう. US ASCII文字はどちらの関数でも正常に動作するが, 他の多くの文字はUTF-8としての処理が必要である.

TTF_RenderText_Solid_Wrapped, TTF_RenderText_Shaded_Wrapped, TTF_RenderText_LCD_Wrappedを使うと別の画質でレンダリングできる.

バージョン

SDL_ttf 2.0.18以降

関連項目(関数)

TTF_RenderUTF8_Blended_Wrapped
TTF_RenderUNICODE_Blended_Wrapped

SDL Wikiへのリンク

SDL2_ttf/TTF_RenderText_Blended_Wrapped