truncate | factチャンクが存在し, 正しい場合はwaveデータのサンプル数を切り捨てる |
strict | "truncate"と同様だが, factチャンクが正しくない, 圧縮形式のためのfactチャンクが存在しない, またはdataチャンクのサンプル数が足りない場合はエラーを発する |
ignorezero | "truncate"と同様だが, サンプル数が0の場合はfactチャンクを無視する |
ignore | factチャンク全体を無視する (デフォルト) |
factチャンクにはWAVEファイルのサンプル数に関する情報が格納されている. MicrosoftのStandards Updateの記述では, この値は「データの秒数を決定する」ために使うことができる. これはブロックごとにサンプル数が異なり, ブロックの切り捨てが許可されていない圧縮されたデータ(この場合は必須)では特に有用である. この場合に, factチャンクはサンプル数がいくつであるべきかを特定することができる.
残念なことに, 多くのアプリケーションはfactチャンクを無視しており, SDLもデフォルトでは同様に無視している.