デフォルトでは, SDLは全ての可能なビデオバックエンドを合理的な順序で動作するものを見つけるまで試すが, このヒントはアプリケーションやユーザが特定のものを指定する. 例えば, Wayland上で動作しているが代わりにXサーバを使いたい場合は"x11"のようにする.
この機能はSDL 2.0.0(実際にはさらに前)から存在したが, 2.0.22以前は環境変数のみだった. 2.0.22では, SDLヒントに格上げされ, 今まで通りの環境変数と, プログラムでSDL_SetHintを使って子プロセスに伝搬しないように設定することができるようになった.
デフォルトではこのヒントは設定されていない. SDLはあなたの代わりに最もよいビデオバックエンドを探そうとする. このヒントはSDL_Init()の前に設定する必要がある.
このヒントはSDL 2.0.22から使える. それ以前は, 環境変数に設定すると同じ効果がある.