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SDL_HINT_QTWAYLAND_CONTENT_ORIENTATION
QtWaylandベースの環境で向きを設定するヒント
詳細
QtWayland環境では, ウィンドウはカスタム・トランジションを可能にするためクライアント方向に回転する.
オーバーレイ(例: 音量バー)やジェスチャ(例: 閉じる/最小化ジェスチャ)の位置を正しくするためには, システムはアプリケーションが現在どの向きで描画しているかを知る必要がある.
このヒントでウィンドウの回転やサイズ変更は行われない. アプリケーションの責任で正しい方向に描画する必要がある(フレームバッファは常に縦方向である).
このヒントの値は次の内の1つである:
- "primary" (デフォルト)
 - "portrait"
 - "landscape"
 - "inverted-portrait"
 - "inverted-landscape"
 
SDL 2.0.22以降はこのヒントは上の値をコンマで区切って設定できる.
SDL Wikiへのリンク
SDL_HINT_QTWAYLAND_CONTENT_ORIENTATION - SDL Wiki