0 | DRMマスタなしでのKMSDRMバックエンドの使用を認める |
1 | KMSDRMバックエンドを使用するためにDRMマスタを必要とする (デフォルト) |
DRMサブシステムには, プレーンやカーソルの設定などを行うDRMクライアントである「DRMマスタ」という概念がある. SDLがDRMマスタの場合, SDLレンダリングAPIを使用してスクリーンに描画することができる. DRMマスタでない場合でもSDLは接続されたディスプレイの入力の処理や機能の問い合わせを行えるが, ディスプレイの状態の変更やスクリーンへの直接の描画は行えない.
このヒントは, レンダリングのために使用できなくてもKMSDRMバックエンドを使用したい場合に役立ちうる. 別のレンダリングAPI(例えばRaspberry PiのMMALオーバーレイのような)や, 自分自身のコードでSDLが対応していないDRMオーバーレイにレンダリングしながらSDLで入力処理したい場合である.
このヒントはビデオサブシステムを初期化する前に設定する必要がある.