デフォルトでは, SDLは全てのオーディオバックエンドの中から適切な優先度を付けて選択しようとする. しかしこのヒントを使用すると, 例えばPluseAudioの代わりに低レベル部と通信したい場合に, アプリケーションまたはユーザが"alsa"のように特定のバックエンドを強制できる.
この機能はSDL 2.0.0から(実際にはもっと前から)存在していたが, SDL 2.0.22以前は環境変数のみだった. 2.0.22では完全にSDLヒントに更新された. これにより, 今まで通りの環境変数だけでなく, 子プロセスに影響しないプログラムでのSDL_SetHint()による設定も可能になった.
デフォルトは未設定で, SDLはあなたに代わって最もよいオーディオバックエンドを選択しようとする. このヒントはSDL_Init()の前に設定する必要がある.
このヒントはSDL 2.0.22以降で使える. それ以前は, 同様のことが環境変数の設定で行えた.