目次 - API(機能別) - Vulkanグラフィック

Vulkanグラフィック

インクルードファイル: SDL_vulkan.h

概要

ここに分類される関数は, サーフェイス生成のために必要なVulkanイクステンションを持つVulkanインスタンスを生成するためのものである.

通常のVulkanベースのSDLアプリケーションの流れは次のようになる:

  1. 必要ならばSDL_Vulkan_LoadLibrary()SDL_Vulkan_GetVkInstanceProcAddr()でVulkanライブラリを読み込み, ドライバ関数へのポインタを問い合わせる. (これはビデオシステムを初期化した後で行う必要がある.)
  2. SDL_Vulkan_GetInstanceExtensions()でイクステンションを問い合わせ, その情報でVkInstanceを生成する.
  3. SDL_Vulkan_CreateSurface()でウィンドウに描画するためのサーフェイスを生成する.
  4. 新しく生成したサーフェイスにパイプラインとフレームバッファを設定する場合は, SDL_Vulkan_GetDrawableSize()でサーフェイスイクステンションを問い合わせる.

関数

  1. SDL_Vulkan_CreateSurface - Vulkanレンダリングサーフェイスを生成する
  2. SDL_Vulkan_GetDrawableSize - ウィンドウのピクセルを書き込める層のサイズを得る
  3. SDL_Vulkan_GetInstanceExtensions - SDL_Vulkan_CreateSurfaceで必要なVulkanインスタンスイクステンションの名前を得る
  4. SDL_Vulkan_GetVkGetInstanceProcAddr - vkGetInstanceProcAddr関数のアドレスを得る
  5. SDL_Vulkan_LoadLibrary - Vulkanライブラリの関数を動的に読み込む
  6. SDL_Vulkan_UnloadLibrary - SDL_Vulkan_LoadLibraryで読み込んだVulkanローダライブラリを解放する

SDL Wikiへのリンク

Vulkan Support - SDL Wiki