目次 - 2.始めに
2.始めに
既にSDL_imageを入手し, システムにインストールしていることを前提とする.
SDL_imageのソースコードアーカイブに含まれるREADME文書は, コンパイルとインストールの手助けになるだろう.
少なくとも, SDL_imageが使う画像ライブラリのソースコードのありかを知ることができる.
他のほとんどの形式はSDL_imageに組み込まれている.
一般的なUNIX-like環境と同様に, 以下の組み合わせでインストールする:
./configure
make
make install
SDL_imageは以下の形式の読み込みと展開に対応している:
- TGA
 
- TrueVision Targa (.tgaである必要がある)
 
- BMP
 
- Windowsビットマップ (.bmp)
 
- PNM
 
- Portable Anymap (.pnm)
.pbm = Portable BitMap (2値)
.pgm = Portable GreyMap (256グレースケール)
.ppm = Portable PixMap (フルカラー)
 
- XPM
 
- ソースコードに直接 #include で組み込める X11 Pixmap (.xpm)
2値画像のXBM(X11 Bitmap)とは別の形式である. 
- XCF
 
- GIMPの保存形式 (.xcf) (XCF = eXperimental Computing Facility?)
この形式は常に変化している. よって今日までGIMPのXCFに対応したライブラリは存在しない. このローダーでもXCFファイルは高い確率で失敗する. GIMPで読み込んだ後に対応した画像形式に変換するほうがよい. 
- PCX
 
- ZSoft IBM PC ペイントブラシ (.pcx)
 
- GIF
 
- CompuServe Graphics Interchange Format (.gif) 
 
- JPG
 
- Joint Photographic Experts Group JFIF 形式 (.jpg または .jpeg) 
 
- TIF
 
- Tagged Image File Format (.tif または .tiff) 
 
- LBM
 
- 
Interleaved Bitmap (.lbm または .iff) FORM : ILBM または PBM(圧縮ビットマップ)
HAM6, HAM8, そして 24bit形式には対応していない. 
- PNG
 
- Portable Network Graphics (.png)
 
サンプルコードが必要ならば, 次の場所でダウンロードできる:
http://www.jonatkins.org/SDL_image/
原文へのリンク
2. Getting Started