目次 - API(機能別) - バージョン
バージョン
インクルードファイル: SDL_version.h SDL_revision.h
概要
これらの関数は, コンパイルされた時点の, またはプログラムが現在使用しているSDLのバージョンの獲得のために使われる.
バージョンは3つの値(X.Y.Z)がある.
- X = メジャーバージョン. 大きく変更, 追加, 拡張されたとき加算される
- Y = マイナーバージョン. 後方互換のある変更があったとき加算される
- Z = パッチレベル. マイナーバージョン内で修正されたとき加算される
例: SDL2の最初のバージョンならば 2.0.0
バージョンは10進数4桁の値でも報告される.
千の位がメジャーバージョン, 百の位がマイナーバージョン, 十と一の位がパッチレベル(アップデートバージョン)である.
例: SDL2の最初のバージョンならば 2000
SDL_REVISIONを使う場合, SDL_revision.hをプログラムにインクルードする必要がある.
関数
- SDL_GetRevision - アプリケーションにリンクされたSDLのリビジョンコードを得る
- SDL_GetRevisionNumber -
アプリケーションにリンクされたSDLのリビジョン番号を得る. この関数は廃止された. 使用してはならない
- SDL_GetVersion - アプリケーションにリンクされたSDLのバージョンを得る
- SDL_REVISION - 開発のソースの時点の表す文字列のマクロ
構造体
- SDL_version - SDLのバージョンの構造体
マクロ
- SDL_COMPILEDVERSION - コンパイル時のSDLのバージョンを得るマクロ
- SDL_VERSION - アプリケーションをコンパイルした時のSDLのバージョンを求めるマクロ
- SDL_VERSION_ATLEAST - コンパイル時のSDLのバージョンが指定のバージョンより新しいかチェックする
- SDL_VERSIONNUM - 分離された3つのバージョン番号を1つの値にする
SDL Wikiへのリンク
Querying SDL Version - SDL Wiki